年代別、見直すべき4つの生活習慣
「健康的な生活をする」と言う言葉は、ともすると「してはいけないリスト」と同義に聞こえることがあります。これを食べちゃダメ、あれを飲んじゃダメ、これしちゃダメ、あれしちゃダメ…「~してはいけない」という表現は、どうも楽しく聞こえないので、実践する気が起きないかもしれません。代わりに「~する」という表現で考えてみましょう。日々の生活にちょっとした変化を加えることで、より健康的な生活を送ることができます。米国保健福祉省・女性健康局のナンシー・リー医学博士が、年代別に以下の提案をしています。
20台~:体に良いものを食べる
『そんな分かり切ったことを…』と言うかもしれません。ではちゃんと実践していますか?していないとしたらどうしてですか?体に良い食べ物一覧、レシピ、食事プラン等々、それこそ巷に溢れかえっており、子供だって実践することが可能です。20台はまさに体によいものを食べる習慣を始める時期です。今その習慣をしっかり身につければ、生涯無理なく実践することができます。
30台~:もっと体を動かす
もっと体を動かしましょう。必ずしもフィットネスジムに行く必要はありません。毎日少しだけ時間を割いてほんの軽い運動をしてみてください。例えば、今までより早歩きでちょっとだけ長く犬の散歩をするだけでも十分です。毎日の小さな積み重ねが大きな変化につながります。もしダンスが好きならダンスレッスンを受けるのはどうでしょう?社交的な方なら、テニスチームやランニングサークルに参加するのはどうでしょう?是非何かしら運動する習慣を生活の一部に取り入れてみてください。30台からでも遅すぎることはありません。運動はストレス解消にも役立ちます。
40台~:心の健康に気をつける
忙しい日々に追われている現代人にとってはこれはなかなか難しいかもしれません。例えば何かストレスを感じることがあったら、ストレッチをする、深呼吸する、友達と話す、などを試してみるとよいでしょう。あるいは自分なりのストレス解消の手段を探してみてください。特に女性の場合は40台になると、睡眠不足や情緒不安定など更年期の症状が現れることがあります。思い当たる症状がある場合は、信頼できる人や医師に相談してみてみましょう。
50台~:定期的に検診を受ける
大きい病気にかかりたくなかったら、病気になる前に定期的に健診を受けるのが最善の方法です。50台になったら、どこの箇所のがんにかかるリスクが高いのか、またどのくらいの頻度で検診を受けたらよいのか、医師に相談することをおすすめします。