低糖質ダイエット成功後のリバウンド体験
- 投稿者:みーくん
- 性別:女性
- 年齢:48
- 身長:150
- 期間:3ヶ月(2014年5月~2014年8月)
- 体重:63kg → 56kg
- 体脂肪率:
加齢とともにどんどん太ってきたので、いまはやりの低糖質ダイエットをしてみようと思いました。
低糖質ダイエットの概要
低糖質ダイエットは、日々の食事から糖質をできるだけ排除します。そうすることで血糖値の急激な上昇を防ぎ、空腹にもならず、ダイエットができるというものです。お米やパン、パスタ、砂糖、小麦製品を食べないようにします。糖質の多い根菜や果物も減らします。お肉や野菜はたっぷり食べてもいいです。豆腐や魚など、タンパク質の摂れるものは積極的に食べます。サバが減量に良いということで、サバの塩焼きや、サバ缶は多用します。
どんどん体重が減っていく
最初の3日間で3㎏減量でき、その後も週に1㎏づつ減って行きました。主食は控えましたが、お肉や魚、豆腐や野菜などはたっぷり食べて良く、空腹感もないのであまりつらくはなかったです。ただし甘いものが大好きなので、そこの所は工夫が必要でした。「ラカント」という天然甘味料を使い、小麦粉の代わりに大豆粉を使って、パンケーキやマフィンを作りました。大豆粉のお菓子は美味しくできたので、とても満足感がありました。外食をしようとすると、かなりの確率で糖質だらけの食品なので、外食もせず、野菜をたっぷり食べるので、かえって健康的になりました。麺類が食べたくなったら、市販の糖質制限麺で、スパゲッティや焼きそばを作りました。
3か月で8㎏減量達成
みるみる、面白いように体重が落ちていき、8㎏落ちた時点でとても満足感がありました。「痩せた?」と聞かれるようになりました。 その時の健康診断でもすべて異常はなく、体調も良くなりました。しかし、運動をしているわけではないので、体重は落ちたものの、引き締まった感じはしませんでした。良かったことは、糖質を摂ると眠くなることが解りました。糖質を摂らなければ、ランチ後も眠くならず、仕事の効率が上がりました。
残念ながらリバウンド
健康診断の結果が良かった為に満足してしまい、目標を見失いました。少しずつ、食事も元に戻ってきて、気が付いたら以前と同じような食生活に戻っていました。一気にリバウンドしたわけではありませんが、少しずつ体重が増えて、半年もすると、痩せた分の体重が元に戻っていました。
結局、極端な食事制限では、一時的には減量できるものの、食事が元に戻ると体重も戻ってしまいます。痩せることは糖質ダイエットでできることは確信しましたが、ずっと糖質制限し続ける生活はかなりの根気と周りの協力がないとできないと思います。しかし、一時は痩せることができたので、今後は少し緩めの糖質制限をするのだったらできるかなと思います。それとともに、結局は多少の運動をしないと、身体が引き締まった感じにはならないのがわかりました。
管理人からのコメント
低糖質ダイエットは、科学的根拠のある、とても有効なダイエット方法です。しかし、唯一気をつけなくてはいけないのが筋肉の減少です。これは低糖質ダイエットに限らないことですが、食事だけで痩せると、どうしても脂肪だけでなく筋肉も減少してしまいます。なるべくそうならないために、低糖質ダイエットでは糖質の代わりにたんぱく質を多く摂るのですが、それでも筋トレをしないと、筋肉の減少をゼロに抑えるわけにはいきません。筋肉が落ちると代謝が低下し、代謝が低下するということは日々の消費カロリーが減るということを意味します。そこで食べる量を戻したら必ずリバウンドします。
これを避けるための方法は2つ。「運動(特に筋トレ)をすること」「食べる量を減らすならほんの少し(ずつ)。その代わり、一度減らしたら二度と増やさないこと」。この2つに気をつけて、是非低糖質ダイエットを成功させてください。