知らなきゃ損!料理以外のココナッツオイルの使い方20選
今何かと話題のココナッツオイル。体に良いということで買ったけれど「なかなか減らない」「使い道が分からない」という方はいませんか?もちろん食べても美味しく、さまざまな効能が期待できるココナッツオイルですが、実は使い道は食べるだけではありません。抗酸化作用や保湿力の高いココナッツオイルは、実は肌や髪に塗ってもスゴいんです!ここでは、料理以外のココナッツオイルのさまざまな使い道をご紹介します。
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メイク落とし
ココナッツオイルは、どんなに落ちにくいマスカラであろうと落としてしまう強力なメイク落としです。しかも強力なだけでなく、必要な油分を補ってくれるので肌に優しいのも嬉しいポイント。普通のオイルクレンジングと同じように直接顔に塗るか、コットンに含ませてしばらくおいてからふき取りましょう。
口臭・虫歯予防(オイルプリング)
「オイルプリング(oil pulling)」をご存知ですか?ココナッツオイルやオリーブオイルなどの食用油をスプーン1杯ほど口に含んで、20分程度時間をかけてゆっくりと口の中で動かすようにする、一種のうがいの仕方です。ココナッツオイルには強力な抗菌作用があり、オイルプリングした後は口の中はきれいさっぱり、息すっきり、歯や歯茎の健康にもよいのです。
20分というと長く感じるかもしれませんが、顔の筋肉を動かし続けることで、顔のたるみやほうれい線の解消、小顔などの美容効果もあります。海外セレブや芸能人も取り入れているオイルプリング、試してみてはいかがでしょうか?
アタマジラミ(シラミ症)対策
意外に思うかもしれませんが、アタマジラミの感染は近年増加傾向にあります。感染する9割は小さい子供ですが、感染者と直接接触する機会があれば、大人でもシラミは簡単に感染してしまいます。
そんなアタマジラミに、自然の対策として有効なのが、酢&ココナッツオイルです。まずは酢を頭にかけ、髪の毛と頭皮をまんべんなく濡らします。髪が乾いたら、ココナッツオイルを頭全体に塗り、ラップで頭をくるんで12~24時間放置します。その後、櫛で髪を梳かしてから、普通にシャンプーすればシラミを駆除可能です。
ボディローション
ココナッツオイルは、ボディローションとして使うことができます。お風呂上りの肌に、保湿剤としてココナッツオイルを少量塗ってみてください。体に水分が少し残っていても構いません。浸透力が良いので、ベタつかずしっかり保湿してくれます。
キューティクルオイル
健康的でつややかな爪を保つために欠かせないのがキューティクルオイル。是非ココナッツオイルをココナッツオイルをキューティクルオイルとして使ってみてください。使い方は冷やしてバーム状になったココナッツオイルを爪の根元に塗るだけ。乾燥爪に悩んでいる方は症状の改善に、マニキュアをしている方はマニキュアを長持ちさせてくれます。
メイクブラシ洗浄剤
メイクブラシ洗ってますか?メイクブラシは清潔なものを使うことで、肌にも優しく化粧ノリも断然良くなります。最低でも月に1回は洗いましょう。洗い方としては、殺菌作用のある石けんや洗剤にココナッツオイルを混ぜた洗浄液を作って洗うのがオススメ。殺菌すると同時に、適度な油分をブラシに補います。
リップケア
お肌の手入れに忘れてはいけないのがリップケア。ココナッツオイルは、保湿効果が高く唇にもなじみやすい、理想的なリップバームです。密閉できる小ビンに入れて持ち歩き、マメにケアしましょう。一つ注意したいのは、ココナッツオイルの融点は24度だということ。唇の荒れが気になる季節は固体のままのはずですが、溶けるのが心配という方は、ココナッツオイルと蜜蝋を混ぜてオリジナルのリップバームを作ってしまう手もあります。
妊娠線予防
妊娠線(ストレッチマーク)予防のために大事なのが保湿ケア。妊娠中の方は、ココナッツオイルを塗り、よくマッサージして皮膚を柔らかくしておきましょう。また、妊娠中の方だけでなく、ニキビ跡や虫さされ跡など何かの傷跡のある人は、ココナッツオイルを塗ることで傷跡を早く消すことができます。
アイクリーム
目元のたるみ、くすみ、くまやシワの改善にアイクリームを使っている方もいると思います。しかし、市販のアイクリームの多くには界面活性剤がたっぷり入っていて、むしろ乾燥肌を招くと言われています。アイクリームなど買う必要はありません。ココナッツオイルはあらゆる肌質に優しい、天然の保湿オイルです。
ボディスクラブ
肌の角質除去や保湿に有効なボディスクラブ(エクスフォリエーター)。天然のボディスクラブを自作してみませんか?作り方は、ココナッツオイルと塩または砂糖を1:1~1:2の割合で混ぜるだけ。粒子が角質を除去した後の毛穴にココナッツオイルが浸透し、保湿効果は長続きします。
くせ毛直し
湿気の多い日に気になる髪のうねりやクセ毛。ココナッツオイルの保湿効果は、くせ毛を和らげ、傷んだ髪をサラサラのに役立ちます。ココナッツオイルを少量手に取り、手で温めながら、毛先から少しづつ馴染ませるようにしてつけていって下さい。ベタつくこともなく、一日中、髪に潤いとサラサラの質感を与えてくれますよ。
マッサージオイル
ココナッツオイルはマッサージオイルとしても最適です。ココナッツオイル適量を湯煎して温め、ラベンダーやペパーミントなどのアロマオイル(=精油、エッセンシャルオイル、キャリアオイル)を数滴ブレンドしてかき混ぜれば、絶品マッサージオイルの完成。滑らかな肌触りと優しく甘い香りが心を体も癒してくれるはずです。
歯磨き粉
今使いかけの歯磨き粉がなくなったら、是非ココナッツオイルを使った歯磨き粉を自作してみてください。作り方は、ココナッツオイルと重層を1対1で混ぜるだけ。ココナッツオイルの殺菌作用が口臭・虫歯予防に効果があることは前に述べましたが、それだけでなく、歯の汚れをオイルが浮かしてくれるため、ホワイトニング効果もあります。自作歯磨き粉はグラスなどの器に入れ、使う時はブラシ先にスプーン等で適量をのせて使いましょう。
シェービングクリーム
ムダ毛の処理や顔剃りのときに石けんやボディソープを使っていませんか?石けんやボディソープは、本来皮脂などを落とすためのものなので、泡がついた状態で長時間放置すると、必要な皮脂まで取り除いてしまい、肌の乾燥や肌荒れ、カミソリ負けなどを引きおこしてしまうことがあります。是非ココナッツオイルをシェービングクリームとして活用してください。そのまま使っても構いませんし、シアバター石けんを溶かして、適温に温めたココナッツオイルと1:1で混ぜるのもおすすめです。
頭皮ケア
頭皮のトラブルで多いのがフケやかゆみなどの症状。これらの原因は主に頭皮の乾燥です。そんな頭皮トラブルの解消に最適なのが、保湿効果抜群のココナッツオイル。ココナッツオイルをスプーン2~3杯程度手に取り、入浴前の頭皮に少しづつなじませ、よくマッサージしましょう。このとき、爪を立てないように注意してください。その後蒸しタオルで頭を包んで20~30分程度置き、普通にシャンプーとコンディショナーをすればOKです。
ボディオイル
ココナッツオイルを持っているなら、ボディオイルなど買う必要はありません。お風呂上がりにはココナッツオイルを塗りましょう。肌が温まっていたほうがオイルが馴染みやすいので、なるべく入浴直後に塗るのがおすすめです。一日中南国の香りに包まれて幸せな気分になる上に、実はココナッツオイルは天然のSPF4なのです。
かゆみ止め
虫さされ、汗かぶれ、日焼け、治りかけの傷…等々、さまざまな痒みの症状を和らげるためにもココナッツオイルは活用できます。肌にやさしい天然の痒み止めの甘い香りは、痒みのイライラも和らげてくれるでしょう。
シャンプー前のコンディショナー
トリートメントはシャンプーの後にするもの、というのはもはや過去の常識。実はシャンプー前にトリートメントすると、髪はよりサラサラになります。適量手に取ったココナッツオイルを少しずつ頭皮につけ、もみこんでください。毛先にもオイルをつけ、シャワーキャップをかぶって30分~1時間程度放置するとさらに効果的。最近髪にツヤがない、パサつくという方は是非お試しください。
ナイトクリーム
ナイトクリーム、使ってますか?昼間の肌は、紫外線、空気の汚れ、乾燥などさまざまなダメージにさらされています。そのダメージは少しずつ肌に蓄積されていき、シミ、シワ、たるみ、くすみ、毛穴の開きなどの肌トラブルの原因となります。これらのダメージを修復するのが、まさに寝ている夜の時間。寝る前にココナッツオイルを適量手に取り、顔などのお肌にやさしく伸ばして塗り込んでください。目もとや口もとなど気になるところには、特に念入りに。オイルが肌に保護膜を作り、水分の蒸発を防いでくれるので、朝起きたときに肌に見違えるような潤いやハリがあることを実感できるでしょう。
リーブイン・コンディショナー
リーブイン(leave-in)・コンディショナーとは、洗い流さないコンディショナーのこと。毛先に栄養を与え、ドライヤーの熱から髪を守るのが目的です。洗った髪をタオルドライした後、ココナッツオイル少量を髪全体に行き渡るようにクシでとかして下さい。その後、自然乾燥またはドライヤーで乾かします。夜寝ている間に髪のダメージを修復すると共に、日中は紫外線などの外的要因から髪を守り、潤いを保ってくれるでしょう。