たんぱく質のとりすぎで起きる6つの症状

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たんぱく質は体によいものです。しかしどんな栄養素も摂り過ぎは体によくありません。人間に必要なたんぱく質の量は、運動をしない人の場合、体重1kg当たり約1gと言われています(運動する人は1.2~1.8g)。つまり体重が60kgの人なら約60gです。たんぱく質を必要量の2倍以上摂っていたら摂り過ぎと言えるでしょう。

たんぱく質を摂り過ぎると、肝臓腎臓に負担がかかります。そうなると、体にはさまざまな問題が起こります。ここでは、たんぱく質を摂り過ぎることによって起こる具体的な症状や問題についてご紹介します。

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スポーツのパフォーマンスが低下する

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運動をしているとき、体はまず血液の中にある「血糖」をエネルギーとして使います。そしてそれが足りなくなってくると、今度は筋肉の中に蓄えられている糖質「グリコーゲン」をエネルギーとして使おうとします。

しかし、グリコーゲンはそのままでエネルギーとして使えるわけではなく、まず分解して血液の中に取りこまないといけません。そのときに、肝臓が余分なたんぱく質(アミノ酸)を分解する処理で忙しいと、このグリコーゲンの分解ができないのです。その結果、パフォーマンスは低下してしまいます。

スポーツをする人は筋肉をつけようとするものですが、そのためにパフォーマンスが低下してしまっては元も子もありませんね。

オナラが臭くなる

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たんぱく質は、アミノ酸に分解されて体に吸収されます。ここで問題となるのが、たんぱく質は分解されるときにさまざまなクサいガスを発生するということです。

もちろんたんぱく質は分解してもらわないといけませんので、多少のガスが出るのは仕方ありません。しかし、たんぱく質が多くとればとるほど、それは臭いの素が増えるということになります。

またちょっと見方を変えると、たんぱく質は、腸内の「悪玉菌」が分解しているということも関係しています。悪玉菌にも大事な仕事があるというのはそれはそれで興味深いですが、ともかく、たんぱく質は悪玉菌の最高のエサなのです。つまり、たんぱく質を取り過ぎると、腸内の悪玉菌が増えてしまい、それは腸内環境が悪化してしまうことを意味します。腸内環境の悪化は、オナラが臭くなる大きな原因です。

便秘や下痢になる

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焼き肉など、肉を大量に食べた翌日にお腹の調子が悪くなった経験はないでしょうか?上で述べたように、たんぱく質を摂り過ぎると、腸内環境の悪化を招きます。これはもちろん腸にとってよいことではなく、それによって便秘下痢になってしまうことがあります(便秘・下痢のどちらになるかは個々の体質によります)。また、そのように便が不安定な状態が続くと、さまざまな種類のを引き起こすこともあります。

これは腸内の悪玉菌が増えすぎている証拠です。そんなときは、野菜などの食物繊維乳酸菌が豊富に含まれる乳製品や発酵食品などを多く摂って、腸内の善玉菌を増やしてあげましょう。
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骨粗鬆症(骨粗しょう症)の原因になる

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骨を作る材料としてはカルシウムが有名ですが、実はたんぱく質も骨を作るのを助ける役割を果たしています。そんなたんぱく質を摂ることによって骨粗鬆症になるとは意外に思う人も多いのではないでしょうか。

摂取したたんぱく質は、小腸でアミノ酸に分解・吸収されてから肝臓に運ばれます。しかし、たんぱく質の摂り過ぎによってアミノ酸が増えすぎると、どうしても体で使われないアミノ酸も出てきます。そうすると、その余計なアミノ酸は、肝臓で分解されてアンモニアとなり、尿として排泄されます。このとき問題となるのは、アミノ酸は排泄されるときにカルシウムを道連れにする性質があるということです。カルシウムが体の内側から失われれば、骨粗鬆症にかかるリスクも増えますよね。

もちろんたんぱく質を多く摂ったからといってそう簡単に骨粗鬆症になるわけではありませんが、可能性の一つとして覚えておくとよいと思います。

尿路結石の原因になる

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たんぱく質、特に動物性たんぱく質には「含硫アミノ酸」という物質が多く含まれています。含硫アミノ酸は、体内に溜まった有害物質を体外に排出してくれる解毒作用など大事な働きがあります。

しかし一つ問題があります。含硫アミノ酸が肝臓で分解されるときに、リン酸塩や硫酸塩といった物質が発生するのですが、これらの物質は膀胱内でシュウ酸という物質とカルシウム結晶化するのを助ける働きがあり、これが尿路結石の発生リスクを増やすことになるのです。尿路結石というと男性の病気というイメージがあるかもしれませんが、近年は女性にも増えており、その痛みは男性・女性問わず半端ではありません

ちなみに「シュウ酸」は、ほうれん草コーヒーなどに多く含まれています。「肉もコーヒーも大好き」という人ご注意ください。

肥満の原因になる

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「たんぱく質は筋肉を作る」これは子供でも知っている常識です。しかし、たんぱく質を摂れば摂るほど筋肉が増えていくかと言うと、これがそう都合よくはいきません。たんぱく質はアミノ酸に分解されますが、体の必要摂取量を超えると、その一部は残念ながら脂肪に変わってしまうのです。運動などで燃焼されなければ、その脂肪は当然ながら肥満の原因になります。

また、それ以前に、肉には、豚・鶏・牛、何の肉・どんな部位であれ、多かれ少なかれ脂肪がついています。肉を食べ過ぎれば、当然その分多くの脂肪も一緒に摂ることになるのは言うまでもありません。筋肉をつけようとしてたんぱく質を摂って、逆に脂肪だらけの体にならないよう十分注意しましょう。
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参考文献:「Tarzan」2015/3/26号
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健康&ダイエットNAVI 管理人

健康診断で脂肪肝を指摘されたことを機にダイエットを決意。さまざまな文献を読み健康的なダイエットを研究。糖質カット、有酸素運動(ボクシング)、筋トレ等を実践することにより、1年間で約17kg減、体脂肪11%減のダイエットに成功しました。(管理人のダイエット体験談はこちら⇒糖質制限+運動で17kg減!)。このサイトでは、ダイエットや健康に関するさまざまな有益な情報をご紹介しています。

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