【低インシュリンダイエットに】ふすまパンを使ったサンドイッチのレシピ
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低インシュリンダイエットとは?
「低インシュリンダイエット(低GIダイエット)」をご存知でしょうか?「肥満の原因は血糖値の急上昇」という考えのもとに、だったら「血糖値を上げにくい(=GI値の低い)ものを食べれば痩せられる」というダイエット方法です。
では「血糖値を上げにくい(=GI値の低い)もの」とは何かと言うと、簡単に言えば、食物繊維の多いのものと考えることができます。その最たるものは野菜ですが、一般的にGI値が高い穀物(主食)でも、精製度合いが低い穀物は食物繊維を多く保持しているので、比較的GI値が低いです。例えば、白米よりも玄米、小麦粉よりも全粒粉、うどんよりも蕎麦…のほうが、血糖値を上げにくいということになります。「白いものより茶色いもの」と覚えておくと覚えやすいでしょう。
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低インシュリンダイエットのメリットとは?
「血糖値を上げない」ということは、糖質制限ダイエットにも通じる考え方で、糖質制限ダイエットの場合は、摂取する糖質の量自体を減らしてしまうのですが、低インシュリンダイエットは、摂取する糖質の量は特に変えない、という違いがあります。低インシュリンダイエットは低糖質ダイエットの弟分という見方もできるでしょう。
正直に言うと、破壊力が大きいのは糖質制限ダイエットのほうです。しかし、糖質制限ダイエットは、今まで食べていた主食の量がぐっと減ってしまうので、辛いと感じてしまう人が多いのも事実。その点、低インシュリンダイエットはダイエットの中ではかなりゆるい部類に入るので、続けやすいというメリットがあります。リバウンドするくらいならダイエットなどしないほうがマシなので、無理のない、確実で健康的なダイエットをしたい方におすすめです。
また、低インシュリンダイエットは自然と食物繊維の多いものを多く食べることになるので、お通じがよくなり、腸内環境を改善できるというのも大きいです。お通じがよくなれば代謝も上がりますし、腸内環境が整えられることによってコレステロール抑制効果もあります。
そこで今回、低インシュリンダイエットをしたい方にうってつけの、美味しい「ふすまパン」を購入したので、レビューしたいと思います。
■ 記事で紹介している「極ふすまパン」の販売先 ⇒ 食物繊維工房永田パン 公式サイト(※閉店したようです)
ふすまパンとは?
「ふすま」とは、小麦の外皮と胚芽のことで、英語では「ブラン(bran)」といいます。最近はコンビニでも「ブランパン」が売られているので、「ブラン」と言ったほうが馴染みがあるかもしれません。普通の小麦粉はこのふすま(ブラン)を取り除いた中身を粉にしているのですが、ふすまは逆にその外側だけを粉にしたものです。ふすまに食物繊維とさまざまな栄養素が豊富に含まれているのはもう説明するまでもありませんね。
このふすま(ブラン)を小麦粉に混ぜて作ったのが「ふすまパン(ブランパン)」です。もちろん素晴らしく健康によいのですが、難点は独特のにおい(穀物臭さ)とパサパサ感。食べたことのある方は、「体にいいのは分かっていても、あの味とにおいでは…」と食べるのを止めてしまった人もいると思います。
ところがそんなふすまパンの常識を打ち破るのがこちら、ふすまパンセットの「極(きわみ)」です。
▲「極(きわみ)」は、その名前を表すかのように、このようなゴージャスな箱で届きます。(※配送はヤマトのクール冷凍便)
▲1箱にはふすまパンが15枚入っています。食べるまでは冷凍保存することになっているので、バラして冷凍庫に入れます。個包装されているので保存に便利ですね。
▲こちらがそのふすまパン「極」。朝食べるのであれば、夜寝る前に冷凍庫から冷蔵庫に移して自然解凍させておくとよいでしょう。
▲原材料は以下。
国産小麦粉、小麦ふすま、裏ごし人参、甘酒、砂糖、ショートニング、イースト、小麦グルテン、脱脂粉乳、食塩、乳化剤、イーストフード、VC(ビタミンC)、酸化防止剤(ビタミンE)
「裏ごし人参」と「甘酒」はユニークですね。ニンジンはβ-カロテンや食物繊維が豊富で、甘酒は「飲む点滴」と呼ばれるほどバランスよくいろいろな栄養素が含まれています。
▲外見はこんな感じ。大きさは縦横約10cmの正方形で、厚さは3cm弱といったところです。
▲カットしてみました。お~!茶色い!もう見るからにGI値が低そうですよね~!
シンプルにそのまま食べてみると…
おっ、素朴で美味い!黒糖の風味を感じます。と言っても原料に黒糖は使っていないので不思議です!
食感はシャリシャリとした噛み応えがあって、いかにも食物繊維が豊富なんだろうなと感じます。パサパサ感もなく、むしろ噛めば噛むほど味が出てくる印象があります。
自然なほどよい甘さと黒糖の風味があるので、何もつけなくても十分美味しいです。
「ふすまパン」というと健康食のイメージが強いですが、これは普通の美味しい「食事パン」です。フレンチやイタリアンで出てくるパンとしても通用するのではないでしょうか?
ふすまパン「極」のアレンジレシピ
このようにそのままで美味しいふすまパンですが、バランスよい食事にするために、サンドイッチを作ってみることにしました。
材料:
- ふすまパン「極」 1枚
- ハム 2枚
- スライスチーズ 1枚
- レタス 大きな葉1~2枚(お好み)
- バター(適量)
- マヨネーズ(適量)
- からし(適量)
▲まずは1枚を横半分にスライスします。
▲スライスした一方にからしマヨネーズ、もう一方にバターを塗ります。バターが面倒な方は両方からしマヨネーズでもよいでしょう。
ちなみに、管理人は、トランス脂肪酸の塊であるマーガリンは使いません。バターは固いので使いにくいという方もいるかもしれませんが、使う分だけ小さい器にとって、電子レンジの解凍モードで様子を見ながらチンすれば、すぐにほどよい柔らかさにすることができますよ。
▲画像のように、ハム2枚を半分に切ったものを一方に、スライスチーズを一方にのせます。ハムはこういう風に切って4方向に向けてのせると、端まで美味しく食べられるのでおすすめです。このふすまパンはスライスチーズがピッタリのサイズですね!
そしてトースターで適当にトーストします。
その間にレタスを準備します。レタスは「ちょっと多すぎるかな?」と思うくらいの量でちょうどよいです。パンのサイズにちょうどよくなるよう適当に折りたたんで、まな板の上でぎゅっと押しつぶしておきます。
▲ハムにもチーズにもいい感じに火が通りました。
▲そしてレタスを挟んで完成です!
▲どうですか?!カフェとかデリで出てきそうな立派なサンドイッチですね!
それぞれの栄養素をざっくり計算してみました(からしの分は割愛しています)。
カロリー(kcal) | 糖質(g) | たんぱく質 | 脂質 | 食物繊維 | |
---|---|---|---|---|---|
ふすまパン 1枚(80g) | 229.4 | 42.2 | 9.4 | 0.0 | 6.0 |
ハム 2枚(18.5g) | 21.5 | 1.0 | 3.2 | 0.6 | 0.0 |
スライスチーズ 1枚(17g) | 54.0 | 3.0 | 3.0 | 4.5 | 0.0 |
レタス(約40g) | 4.8 | 1.1 | 0.2 | 0.0 | 0.4 |
バター(約10g) | 74.5 | 0.0 | 0.1 | 8.1 | 0.0 |
マヨネーズ(約5g) | 35.1 | 0.2 | 0.1 | 3.8 | 0.0 |
合計 | 419.3 | 47.6 | 15.9 | 16.9 | 6.4 |
カロリーと糖質は普通にありますが、これはあくまで低インシュリンダイエット(低GIダイエット)なのでよしとします。というかダイエットのためにも朝食はむしろしっかり食べるべきという考え方もあります。
食物繊維は期待通り多いです。ふすまパンに含まれている6gという数字がピンと来ないかもしれませんが、これは1日に必要な食物繊維の量(男性19g、女性17g)の約1/3。こんな手軽な食事で一食の食物繊維ノルマをしっかりこなせるのは嬉しいですね。
もう一つ、特筆すべきはたんぱく質の多さです!たんぱく質は毎食20gは摂るべきと言われていますがが、朝食はどうしてもたんぱく質が不足しがち。その点、このふすまパンはこれ自体にたんぱく質が9.4gも含まれているので、このようななサンドイッチを作ればすぐに16gものたんぱく質を摂ることができます。あとは牛乳をコップ1杯飲めばたんぱく質20gは達成です。ヘルシーでありながら栄養価が高く、満足感もしっかり得られる、素晴らしい朝食と言えるのではないでしょうか。
初回限定特典はお得!
このふすまパン15枚入り1箱のこのセットは、初回限定で3,240円(税込)でお試しできます。1個当たり216円です(定期コースではそれよりもさらに安くなります)。
ふすまパンはどうしても普通のパンよりは割高になってしまいますが、某コンビニの「ブランブレッド」が175円であることを考えると、それより食べ応えも味もはるかに満足感があるので、管理人はリーズナブルだと思います。
しかも、通常便は送料がかかるところ、送料無料、クール便手数料無料、代引き手数料も無料。低インシュリンダイエットに興味がある方や、ブランパンを食べてまずいと思ったことのある方は一度試してみてはいかがでしょうか?