効果的なデトックスの方法とは?~老廃物が溜まる原因と排出のコツ

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忙しく慌ただしい現代社会。極端な忙しさや、忙しさから来る食生活の乱れや睡眠不足は、肥満やさまざまな体調不良につながります。例えば、以下のようなことで悩んでいませんか?

  • 体重・体脂肪の増加
  • ダイエットしているのに痩せない
  • 疲れがなかなか取れない
  • だるさ
  • 手足の冷え
  • むくみ

心当たりがある場合、それは、身体が悪いものを溜め込んでいることが原因かもしれません。身体に溜まっている悪いものを排出することによって、上のような症状が解消される可能性があります。ここでは、身体に悪いものが溜まる原因や、身体にたまった悪いものをに排出する「デトックス」の方法についてご紹介します。

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デトックスは?

デトックス」は、英語の本来の単語としては「detoxification(ドトクシフィケーション)」で、「解毒」や「解毒作用」という意味です。一般的には「体内に溜まった老廃物などの有害物質を排出すること」という意味で使われます。

老廃物が溜まる原因

デトックスについて説明する前に、まず、なぜ身体に老廃物が溜まってしまうのかということを考えてみたいと思います。

原因1=生活習慣

一つの原因は生活習慣にあります。多忙なスケジュールに追われて、「なかなか休めない」「生活スタイルが不規則」「睡眠不足」という人は多いと思いますが、こういった生活を続けていると、全身の血流が滞ります。そして血流が滞ると、老廃物が溜まりやすくなります。

また、血流が滞ると、むくみ冷えを引き起こす可能性が高くなります。加えて、交感神経と副交感神経のリズムが乱れるために、便秘になったり、老廃物や脂肪が溜まりやすくなるという問題もあります。

しかし、仕事の都合で、こういった生活習慣は変えたくても変えられないという人も多いかもしれません。

原因2=食事

もう一つの大きな原因は食事です。忙しさのあまり、コンビニ弁当や外食、ファーストフードやインスタント食品、菓子パンなど、手軽に済ませる食事が多くなっていないでしょうか?身体に良くないと分かっていても、ついつい頼ってしまう人が多いと思います。

もちろん全部が全部身体に悪いものとは言いません。しかし、こういった手軽な食事の多くは塩分・糖質・脂質が高く、またさまざまな食品添加物トランス脂肪酸など人体に有害なものが含まれています。こういった食事は身体の機能を低下させ、老廃物を溜め込みやすくしやすい体質にします。加えて言うと、食品添加物やトランス脂肪酸は、それ自体が排出すべき有害物質です。

日頃から身体に悪そうな食事はなるべく避け、老廃物をできるだけ溜めない食生活を心がけましょう。

【関連記事】
加工食品が人間にもたらす9つの影響
食品の糖質量とカロリーの一覧表(主食系)

デトックスの方法1=お通じ

では、気をつけても身体に溜まってしまった老廃物を、どのように排出(=デトックス)したらよいでしょうか?

一番簡単で、しかも一番効果的な方法は、お通じをよくするということです。なぜなら、体内に溜まった有害物質を排出する方法には便・尿・汗・毛髪・爪とありますが、その中で便から排出されるものが75%と最も多いからです。

お通じをよくするには、腸内環境を整えることが大切です。そして、腸内環境を整えるということは、つまり腸内の善玉菌を増やすということになります。ではどうすれば腸内の善玉菌を増やすことができるのでしょうか?

善玉菌を増やす方法1=食物繊維を摂る

腸内の善玉菌を増やすには、食物繊維を摂ることが有効です。なぜなら、食物繊維は腸内で善玉菌のエサになってくれるからです。

食物繊維には水溶性食物繊維不溶性食物繊維の2種類があります。理想的なのは、水溶性と不溶性を1:2の割合で摂ることです。それぞれが多く含まれている食べ物を以下にご紹介します。

  • 水溶性食物繊維が多く含まれている食物:
    ⇒ かんぴょう(乾)、にんにく、切り干し大根、ごぼう、納豆、アボカドなど
  • 不溶性食物繊維が多く含まれている食物:
    ⇒ きくらげ、干し椎茸、おから、あずき、パセリ、ラズベリーなど

厚生労働省による1日の食物繊維の推奨摂取量は、成人男性が20g、成人女性が18gです。上のような食材を積極的に毎日の食事に摂り入れましょう。

善玉菌を増やす方法2=乳酸菌などを摂る

また、善玉菌を増やすには、善玉菌自体を摂り入れてしまうのもよい方法です。そもそも善玉菌とは、人間の身体にとって良いさまざまな腸内細菌の総称で、具体的には乳酸菌、ビフィズス菌、納豆菌、酵母菌、麹菌などがあります。これらの善玉菌を含む食品を日々の食事に積極的に摂り入れるよう心がけましょう。

ただし、乳酸菌やビフィズス菌を含む食品の代表格ヨーグルトの場合、1日の推奨量は200gと結構多めです。ヨーグルト自体を食べるのもよいですが、ヨーグルト200gとなると、カロリーや脂質もそれなりに高くなります(ヨーグルト200g=カロリー:122kcal、脂質:6g)。そこで、ダイエット中の方は乳酸菌などのサプリメントを活用するのも一つの方法です。

【関連記事】便秘解消に即効性有り!~ゼリーのサプリ「善玉元気」の効果をレビュー

ちなみに、人間の腸内は、赤ちゃんの時には善玉菌で満たされています。しかし、それが加齢とともに減少し、老年期にはほとんど無くなってしまう人もいると言われています。善玉菌を減らさないよう、日々の食生活には気をつけましょう。

デトックスの方法2=汗をかく

また、身体の老廃物や有害物質は、汗をかくことによっても排出されます。短時間で汗をかく効果が高いのは、ジョギングや水泳などの有酸素運動です。また、筋トレも、筋肉をつけることによって代謝が上がり、汗をかきやすくなるので有効です。あるいは、半身浴サウナも発汗を促すのでデトックス効果があります。

運動は、どんなものでも、血流がよくなるので、それなりにデトックス効果があります。また、デトックスすると同時に心身を爽やかにもしてくれます。運動が嫌いな方もいるかもしれませんが、是非運動を日々の生活に取り入れてみてください。

汗をかいたら、1日2リットルを目安に、水分補給を忘れずに行いましょう。水分をとること自体デトックス効果がありますので、汗をかかなくても1日2リットルくらいの水分は飲んで構いません。ただし、それ以上水分を摂ることは腎臓に負担をかけますので、摂り過ぎにはご注意ください。

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運営者情報

健康&ダイエットNAVI 管理人

健康診断で脂肪肝を指摘されたことを機にダイエットを決意。さまざまな文献を読み健康的なダイエットを研究。糖質制限、有酸素運動(ボクシング)、筋トレ等の実践により、1年間で約17kg減、体脂肪11%減のダイエットに成功しました(管理人のダイエット体験談はこちら)。このサイトでは、ダイエットや健康に関するさまざまな有益な情報をご紹介しています。

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