「ライザップ」というと「筋トレ」というイメージを持つ方が多いかもしれませんが、実はそのダイエット方法は、「食事制限」が大きな要素を占めています。また、筋トレにしても食事制限にしても、決して楽なものではないので、ライザップでは、ダイエットのモチベーションを維持する「メンタルケア」も重視しています。これらのノウハウは、ライザップ式ダイエットを実践する人のみならず、ダイエットをする全ての人にとって参考になるものです。ここでは、ライザップ式ダイエットの「メンタルケア」を中心に、ライザップ式ダイエットのポイントについてご紹介します。
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停滞期を乗り切るコツとは?
ダイエットをする人が誰しも経験するのが停滞期。個人差はありますが、ダイエットを始めて約1ヶ月あたりで体重減少がいったん停止する方が多く、中には体重が微妙に増えてしまう方もいます。それまでは体重が順調に減り、ダイエットの成果を実感していただけに、心が折れそうになることもあるでしょう。
そんな停滞期ですが、決してダイエットが後退しているわけではありません。停滞期は、理想のボディに向かって体が変化するプロセスですので安心してください。ここでは、停滞期を上手に乗り越えるためのコツをご紹介します。
目標を明確にする
最初に立てた目標を思い出しましょう。ダイエットを始めて1ヶ月も過ぎると、当初の目標を見失いがちで、このことはダイエットに挫折する大きな原因になります。目標を書き出して目のつくところに貼るなどして、メンタルをしっかり立て直しましょう。
食事をしっかり摂る
逆説的ですが、体重が停滞してきたときこそ、食事をしっかり摂ることが大事になります。ダイエットをする人は食べる量を減らしがちですが、食事を極端に少なくしてしまうと、体は省エネモードになり、代謝が下がって、体重が減りにくくなってしまいます。低糖質さえ心がければ食事はしっかり摂って構いません。一時的な体重の増減よりも体内の代謝効率を維持することを考えましょう。
料理のバリエーションを広げる
料理のバリエーションを広げることも重要です。停滞期が長引く人は、同じものを食べ続けているために栄養バランスが偏る傾向があります。十分な栄養素がないと、体は効率良くエネルギーを使うことができません。さまざまな低糖質食材を取り入れ、バランスのよい食事を心がけましょう。
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運動量を増やす
運動量を増やすこともひとつの対策です。停滞期は、現状の摂取カロリーと消費カロリーに体が慣れてしまっていることが原因で生じます。食事量を変えないのであれば、なるべく運動量を増やすことを意識しましょう。筋トレの強度を上げることも効果的ですし、特別な運動をしなくても、ひと駅分歩いたり、エスカレーターの代わりに階段を使うなど、日常生活の中の活動量を増やすことも役立ちます。
質のよい睡眠をとる
睡眠とダイエットには密接な関係があります。睡眠で体をしっかり休めることができれば、代謝サイクルが整い、ダイエットに良い影響をもたらします。夜更かししがちだったり、睡眠不足が続いていたりしているときは、自己管理を徹底し、質のよい睡眠をとる工夫をしてみてください。
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モチベーションを維持するコツとは?
ライザップ式のダイエットでは、低糖質の食事と、代謝をアップさせる筋トレを実践します。しかし、これは決して楽ではありませんので、時には挫けそうになることもあるでしょう。そこで、ダイエットのモチベーションを保つためのメンタルケアがとても重要になってきます。ここでは、モチベーションを維持するためのコツをご紹介します。
小さい目標を立てる
ダイエットでは普通「〇月までに〇kg!」など目標を立てると思いますが、目標があまりに高すぎると、途中でやる気がなくなってしまうことがあります。そこで、最終目標に至る途中経過としての小さい目標をいくつか作りましょう。そしてそれらを達成するたびに自分をほめてあげましょう。そのたびにやる気が出て、また頑張ろうという気持ちが湧いてきます。
洋服の着心地を確かめる
ベルトの穴の位置やウエストまわりの締まり具合に変化があると、ダイエットの効果を実感するものです。そこで、着られなくなっていた服を一度試着してみましょう。まだ完全に目標達成とはいかなくても、少しは入るようになっているかもしれません。洋服のフィット感をこまめに確認することでモチベーションを上げることができます。
毎日体重を測る
体重は必ず毎日測りましょう。「測るだけダイエット」というダイエット方法があるように、日々の体重の増減をチェックすることはモチベーションの維持に大きな効果があります。数値を見るだけでなく折れ線グラフにするなどして、目標に近づいていることを確認するのも効果的です。
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ダイエットの理解者を増やす
家族や友人など身の周りのなるべく多くの人に、自分がダイエットしていることを話しておきましょう。これは自分にプレッシャーをかける意味もありますが、辛い時期に励ましてもらうためでもあります。辛くなったら一人で抱え込まず、周りの人に悩みを打ち明けましょう。あなたの理解者はきっと励ましてくれるはずです。
ライザップ式ダイエットのメリット
ライザップ式ダイエットでは、理想の体を手に入れることができるのはもちろんですが、太らない体を維持するために必要な知識や生活習慣も身につけることができます。ダイエット後に体重が元に戻ってしまう「リバウンド」に悩まされる人は多いですが、ライザップメソッドのリバウンド率はなんとわずか7%。ダイエットを通して学んだ食事や運動に関する知識は一生役に立ちます。ここではライザップ式ダイエットのメリットをご紹介します。
有酸素運動よりも筋トレ
ライザップ式ダイエットでは、ランニングなどの有酸素運動はせず、筋トレのみを行います。ただ痩せているのではなく、筋肉がしっかりついた体は、基礎代謝が高いため太りにくく、またボディラインも美しくなります。
低糖質が当たり前になる
ライザップ式ダイエットの食事では、糖質を摂り過ぎないことを心がけます。ダイエットを通じて、何が高糖質で低糖質なのかをいやでも学ぶことになるので、ダイエット後も自然と低糖質の食材を選ぶようになり、食生活が大きく改善します。
健康的な食習慣が身に着く
ライザップ式ダイエットでは、1日3食きちんと食事を摂ることが必須になります。1日3食の食事は栄養バランスが良く、エネルギー不足を避けることができると共に、1日1食や2食の食事に比べて血糖値の上昇も緩やか。高血糖や高コレステロールなどの生活習慣病の予防にもつながります。
自信がつく
ダイエットの成功は大きな自信になります。まず、食事や運動を管理することが容易になるので、行動パターンが変わってきます。その結果、新しいことにチャレンジしたり、趣味を広げるなど、自分が今までできなかったことに取り組むようになり、生活全般の質が向上するでしょう。
まとめ
ライザップ式ダイエットの軸となるのは、食事・運動・メンタルです。理想の体を手に入れたことで実感する達成感やよろこび、得た知識や習慣はその後の人生でも役立ちます。ダイエット方法を検討している方は是非参考にしてみてください。