「大きいお尻」に悩んでいませんか?お尻は特に女性にとって脂肪がつきやすいところ。お尻の部分痩せができれば一番よいのですが、残念ながら、最近の研究では、部分痩せができるのはお腹周りだけで、お尻の部分痩せはできないようです。
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というわけで、お尻の脂肪を減らすためには、結局のところランニングやウォーキングなどの有酸素運動が一番です。原則として、脂肪は、体全体の脂肪が均等な割合で落ちていきますので、脂肪の多いお尻はそれなりに早く結果が見えやすいとも言えます。
とは言っても、有酸素運動が嫌いな人もいるでしょう。そんな方には良い知らせがあります。お尻が大きく見える一つの原因は、お尻が垂れていることです。デレッと垂れさがったお尻は、脂肪が量が同じでも、お尻を必要以上に大きく見せます。
では、なぜお尻は垂れるのでしょうか?その最大な原因は筋肉の衰えです。幸いなことにお尻には脂肪だけでなく筋肉があります(これはバストとの大きな違い)。お尻周りの筋肉を鍛えてやることによって、お尻の脂肪は上にキュッと引き上げられます。その結果、お尻は小さく見えるようになります。
ここではお尻周りの筋肉を鍛えるのに有効な、いろいろなエクササイズをご紹介します。テレビを見ながら、お風呂上がり、夜寝る前…時間を見つけて実践してみてください。もちろん一日二日では結果は表れません。継続することが大事ですよ!
1. リバース・レッグレイズ(基本)
手始めにはちょうどよいエクササイズです。でも見た目以上に効きますよ!
2. リバース・レッグレイズ(&ヒップエクステンション)
1の応用編です。キープするのは効きますね。
3. サイドレッグレイズ
お尻の上横を鍛えます。体を浮かせるバージョンは体幹にも効きます。
4. リバース・レッグリフト(&ヒップエクステンション)
後ろと横、2種類のレッグリフトが紹介されています。どちらもかなり効きます!
5. ヒップリフト(基本)
一番基本のヒップリフトです。なるべく高い位置までお尻を引き上げるよう意識しましょう。
6. シングルレッグ・ヒップリフト(応用1)
5のヒップリフトを片方ずつやるイメージ。お尻に効く感じがよりはっきりするでしょう。
7. シングルレッグ・ヒップリフト(応用2)
お尻を浮かせたままで、片足ずつ上げてキープ。体幹にも効きます。
8. チェア・スクワット(基本)
スクワットは下半身全体に効く良いトレーニングです。フォームが意外と難しいのですが、これはうまく説明されています。
9. サイドキック・スクワット
基本のスクワットの応用編です。脚を上げることで、太ももの内側にも効きます。
10. バックランジ/フロントランジ
ランジとは「(脚を)突き出す」という意味。太ももとお尻に効く基本の運動です。
11. サイドランジ
サイドランジは太もも内側のイメージが強いですが、お尻の外側にも効きます。
12. スケーターランジ(クロスバックランジ)
ちょっと難しいですが効果は抜群です。上体は立てつつ、お腹を太ももに近づけるイメージでやるのがコツ。
13. スプリット・スクワット
脚を前後に開いて、片足ずつやるスクワット。棒を使うのはいいアイディアですね。
14. ブルガリアン・スクワット
スプリットスクワットの後ろ脚を台に乗せてやるイメージ。台は膝の高さくらいがおすすめです。
15. シングルレッグ・デッドリフト
バランスをとるのが難しく、その分体幹にも効きます。最初はペットボトルを持たず、テーブルなどに片手をついて体を支えても構いません。