せっかくのネイルカラーも、爪の表面や爪の形そのものがガタガタになっていたり、ささくれがあったりすると台無しですね。美しい手元をつくるためには、爪自体の美しさを磨くことが不可欠です。ここでは、よくある爪の悩みを解決する5つのネイルケア方法をご紹介します。
二枚爪を治す
爪は三枚の層でできているということをご存知ですか?二枚爪とは、爪を切る時にかかる圧力やリムーバーを使った後の乾燥、または栄養不足などによって、一番上の層が剥がれた状態になることを言います。日頃からキューティクルオイルを付けて、指先や爪のマッサージを行いましょう。爪の弾力性が増すと共に爪の成長を促し、二枚爪の治療と予防に効果的です。キューティクルオイルは、ケイ素配合のものがオススメです。
爪の表面にできる縦スジ・横スジを治す
縦スジは加齢や乾燥、横スジは精神的ストレスや爪母(そうぼ)の損傷によってできてしまいます。食生活に気を付け、不規則な生活を避けるよう心がけましょう。また、キューティクルオイルを塗ってから、バッファー(爪やすり)の細かい面で優しく磨くと、キューティクルオイルが浸透して、爪の表面が艶やか滑らかになり、見た目を整えることができます。
爪の周りのささくれを治す
ささくれの主な原因は、爪の周りの皮膚が乾燥していることです。まずはささくれの部分にキューティクルオイルを塗りましょう。その後、キューティクルニッパーを使って、めくれ上がった部分だけを丁寧に除去します。くれぐれも、ささくれをひっぱったり、無理にちぎったりしないように。傷になって細菌による化膿を招いてしまいます。
爪を丈夫にするものを食べる
すぐに爪が割れたり、スジが入ったりすることはありませんか?爪が弱い人は、爪を丈夫にする食べ物、タンパク質やビタミン、ミネラルをたっぷり摂りましょう。爪はタンパク質のケラチンでできていますので、タンパク質を摂ると爪は強くなります。爪が特に薄くてもろい人は、ミネラルを特に多く摂りましょう。また、ビタミンは爪に弾力やツヤを与えてくれます。爪は肌と同じ皮膚の一部ですから、肌に良い食べ物は爪にも良い食べ物と言えるでしょう。
指先の使い方に気を付ける
せっかく塗ったネイルカラーが剥げてしまう原因の7~8割は、爪や手先に余計な衝撃がかかってしまうためと言われています。手を使って作業する時、例えばパソコンのキーを打ったりものをつかんだり、ドアを開けたり服を着たりする時など、指先ではなくなるべく指の腹を使うように気を付けましょう。鞄の中のものを取り出すときは特に気を付け、優しくそっと手を入れるようにしましょう。爪を守るともに、手の甲や指先が擦れて手荒れの原因になるのを防ぐことができます。
また、ネイルカラーは爪を長く伸ばさなくてもキレイに見せることができます。爪が長いとそれだけものに当たりやすく、汚れもたまりやすくなります。爪の長さは自分のライフスタイルに合わせ、美しく保ちましょう。