運動、特に筋力トレーニングをした後は、是非「静的ストレッチ(スタティック・ストレッチ)」を行いましょう。静的ストレッチを行いたい理由は、まず関節の可動域を回復させること。運動後は筋肉が硬く収縮することが多く、そのために関節の動ける範囲が少なくなりますが、これを解消するのに有効です。また、老廃物を排泄するのにも有効です。ストレッチで筋肉を伸ばすと、その後は血流が促進します。すると、筋肉に溜まった老廃物が血液によって運び出され、運動で不足した栄養や酸素も運ばれてきます。その結果、筋疲労からの回復も早くなるのです。
ここでは、運動後に是非行ってほしい、さまざまな静的ストレッチの動画をご紹介します。
静的ストレッチの基本
まずは、そもそも静的ストレッチとは何なのか?どのようにやったらよいのか?という基本中の基本をご紹介しています。静的ストレッチについてよくご存知ない方は参考にしてください。
静的ストレッチ~全身(15種類)
15種類のストレッチを紹介しています。全身さまざまな箇所をカバーしているので、多くの方にとって、動画はこれ一つで十分かもしれません。
静的ストレッチ~体側⇒太もも・ふくらはぎ⇒お尻
エクササイズバンドを使用したストレッチ2種類と、椅子に座ってお尻を伸ばすストレッチを紹介しています。エクササイズバンドを使うことによって、負荷の調節ができるので、無理のないストレッチをすることができます。
静的ストレッチ~下半身
太ももやふくらはぎなどを伸ばす下半身のストレッチについて丁寧に解説しています。スクワットなどの筋トレ後や、ランニング・ウォーキング後に最適です。
静的ストレッチ~下半身
他の動画でカバーされているストレッチが多いのですが、体の硬い方や足首が痛い方向けに、横向きで寝た状態で太ももを伸ばすストレッチを紹介しています(00:46秒頃)。
静的ストレッチ~腰・背筋
「腰痛改善ストレッチ」と銘打っていますが、3番目に紹介している背中を反らすストレッチ(セミフルコブラ)は腹直筋を伸ばすもので、腹筋トレーニングの後にも役立ちます。
静的ストレッチ~腕・手首
腕や手首のストレッチです。上半身の筋トレを行った後の人に最適ですが、手首や指の腱鞘炎がある方にも役立ちます。