ケイ素(珪素)とは?
若い頃と比べて「ケガをするとなかなか治らない」「どこかでぶつけたアザがなかなか消えない」などと感じることはありませんか?これはケイ素不足と多いに関係があります。
ケイ素とはミネラルの一種で、肌や臓器、骨、血液、髪の毛など人間の体を作るのに必要な必須ミネラルです。
実は、人間はケイ素が多く備わった状態で産まれてきます。ところが、産まれてきたときが一番多く、年を取るにつれてだんだん減っていきます。子供がケガをしてもすぐ治るのは、ケイ素がたっぷりとあるからなのです。
ケイ素の効果とは?
ケイ素は一言で言えば人間の体を作るのを助けてくれるミネラルですので、もちろんケガを治すだけでなく、他にもさまざまな効果・効能があります。具体的には以下のようなものです。
- 血液をサラサラにする
- 血管を強める
- 動脈硬化を予防する
- 爪・髪の毛を強くする
- 肝機能を高める
- 抗酸化作用
- 冷え改善
- 便秘改善
- 血糖値を下げる
- ガン予防
ケイ素はどうやって増やす?
現代人は慢性的なケイ素不足に陥っていると言われています。
ところが、昔の人は、ケイ素を日々の食事から十分に摂取できていたと言われています。これは、主に土の中に埋まっている野菜や土自体に多くのケイ素が含まれていたため。
それが、最近では野菜を育てるにしてもキレイに育てないと売れないので、農家の人は農薬をたくさんまいてしまいます。そのせいで、野菜に含まれるケイ素も昔に比べずっと少なくなってしまっているのです。
食べもので必要量を摂取できないなら、サプリメントで補うしかありません。
ケイ素サプリメントの摂り方・注意点
ケイ素には水溶性と不溶性の2種類があります。体に含まれる必須ミネラルとしてのケイ素は水溶性なので、サプリを選ぶときは、それが水溶性であることを確認してください。その逆に不溶性のものとは、例えば鉱物を細かい粒子にしたようなもので、飲んだとしても栄養素としては吸収されず排出されてしまいます。
また、ケイ素は一度にたくさん摂取できないということに注意してください。たくさん摂取しても尿と一緒に出て行ってしまいます。そこで、サプリを摂る場合、1日に数回に分けて、確実に体の中に蓄積されるように摂るようにしましょう。
その点、液体状のケイ素サプリ(ケイ素水)は確実に水溶性で、食べるもの何にでも入れることができるので便利です。しかもケイ素は熱を加えてもなくなったりはしません。一つ難点があるとすれば、水など味がしないものに入れすぎてしまうと、魚が腐ったような変な味がしてしまうということ。入れすぎには注意しましょう。
液体状ケイ素サプリ(ケイ素水)の用途
また、人間だけではなく動物や植物に水をあげるときにも、液体ケイ素を少し入れてあげると、枯れかけた葉が復活したり、健康的になったりします。
さらに、これはかなり贅沢な使い方ですが、お風呂にいれると、皮膚から吸収して血液の循環が良くなり、冷えを改善することができるそうです。他にもさまざまな用途があります。
日々の生活に上手にケイ素を摂り入れて、年を重ねてからも病気知らずの健康的な体で過ごしたいものですね。