みなさん、「オート麦(オーツ麦)」って知っていますか?
英語では「oat」、日本語では「えん麦(えんばく)」と言います。有名な「オートミール(oat meal)」は、「オーツ麦の食事」という意味で、オート麦を脱穀して調理しやすく加工したものです。ちなみに「グラノーラ」や「ミューズリー」もオート麦から作られています。
オート麦は栄養豊富な健康食品ですが、前に述べたように、オートミールを製造するの過程で「脱穀」しています。玄米のことを考えてみても分かると思いますが、穀物とはその実の外皮にさらなる栄養があるもの。この外側を捨ててしまうのは実にもったいないことです。
そんなオート麦の外側の皮を集めて粉状にしたものが、「えん麦ふすま(オートブラン)」です。しかし、えん麦ふすまはそのままでは口当たりが悪く、味も苦いのが難点。ところが、そんなえん麦ふすまを食べやすく改良し、さらに栄養を凝縮した「えん麦のちから」という健康食品があることを知り、試してみることにしました。レビューしますので是非参考にしてください。
■ 記事で紹介している「えん麦のちから」の販売先 ⇒ 株式会社えんばく生活 公式WEBサイト
「えん麦のちから」の特長
「えん麦のちから」は、簡単にまとめると以下のような特長があります。
低GI食品である
えん麦ふすまは、GI値50という低GI食品です。
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つまり、「えん麦のちから」を食前に摂る、あるいは食事に取り入れることによって、血糖値が上がりにくくなり、低インシュリンダイエットと同じような効果が期待できます。
β-グルカンが豊富
「β-グルカン(ベータ・グルカン)」とは、えん麦の主な栄養成分で、水に溶けると8倍に膨張し、粘り気が出る性質があります。つまり、お腹に入ると、とても腹もちがよく、しかも食べ過ぎたものの吸収を抑えてくれるので、ダイエットには最高の食材なのです。
食物繊維が豊富。しかもバランスが理想的
「えん麦のちから」は、穀物の中では食物繊維が豊富な玄米の、さらに約9倍も食物繊維が含まれています。しかも、ただ多いだけでなく、水溶性と不溶性の食物繊維が、体にとって理想的な1:2というバランスで含まれているのがポイント。そのおかげで、腸内環境改善や便秘解消の効果が大きいです。
ちなみに、30~40代女性の女性を対象にした「毎日継続的に食べている食品」についてのアンケート結果によれば、えん麦などの穀物の便秘解消効果は、他の食品に比べて圧倒的であることが分かっています。
※「お通じ良好の人」と「便秘の人」の比率に注目。黄色で囲んだ、えん麦関連の食物では「お通じ良好の人」は「便秘の人」の2倍以上。ヨーグルトの場合はわずか1.14倍。
「えん麦のちから」とは?
今回、「えん麦のちから」の30袋定期コースを注文してみました。
▲「えん麦のちから」3箱といろいろおまけがついています。
▲えん麦のちからはグルテンフリーです。グルテンアレルギーの方も安心ですね。
▲こちらが1箱の中身。1箱には30本入っています。
▲原材料は、えん麦ふすま末(粉末)とフラクトオリゴ糖のみ。自然ですね!フラクトオリゴ糖とは、主に野菜に含まれている、砂糖に近い健康的な甘味料で、腸内環境を整える効果があります。でも、えん麦のちからはまったく甘さを感じないので、おそらくほんの少ししか入っていないのではないでしょうか。
▲えん麦のちからの活用法はいろいろありますが、基本的な食べ方(飲み方)としては、牛乳や豆乳、水などに1袋を溶かして飲むということになっています。
▲賞味期限は1年ということになっていましたが、実際に届いた日から起算すると約14ヶ月もありました。
▲色、香り、味ともにきな粉にちょっと似ています。でもきな粉ほど甘い香りはなく、麦のような穀物っぽい香りがほんのりして、味はほとんどありません。クセがないので、いろいろアレンジができそうです。
「えん麦のちから」の活用法1~牛乳に溶かして飲む
▲まずは基本的な活用法として、牛乳に溶かして飲むというのを試してみたいと思います。付属のシェーカーにえん麦のちからを1袋(10g)入れます。
▲そして低脂肪牛乳を200ml注いで・・・
▲シェイク、シェイク!
▲よく混ざりました。きな粉っぽい色がついたのが分かると思います。
▲もちろんシェーカーでそのまま飲んでもよいですが、質感をお伝えするためにコップに移し替えてみます。普通の牛乳よりはとろみがついたように見えます。
▲では飲んでみたいと思います。
まさにきな粉を牛乳に溶かしたような味!穀物の香ばしさとほのかな甘みがあって、とても美味しくいただけます。まったく違和感はありません。
▲とろみがあるので、飲み終わるとこんな風にちょっと底に残ってしまいます。もったいないのでスプーンですくって食べました。
ほどよいとろみがあるので、ただ牛乳を飲むよりもずっと飲みごたえがあります。飲み終わってちょっとすると、さっそくお腹がふくれてきました。
「えん麦のちから」の活用法2~ヨーグルトに混ぜて食べる
もう一つの活用法として、ヨーグルトに混ぜて食べてみることにしました。
▲プレーンヨーグルト(400g)の1/3くらいを器に入れて、えん麦のちから1本(10g)を入れます。
▲お好みの量のはちみつをかけます。
▲よーく混ぜると、かなりいい感じのとろみがつきました!
食感はまるでグラタンなどのホワイトソースのよう。ヨーグルト自体に酸味というクセがあるので、えん麦は前面に出ず、まったく違和感なくこれも大変美味しくいただけます。
—– 追記 ——
カレーやマーボー豆腐、または水っぽくなってしまった野菜炒めのとろみづけに使うのもおすすめです。片栗粉よりずっとヘルシー!
— 追記ここまで —
まとめ
いかがでしたでしょうか?どんなに健康に良いものでも、不味かったり食べにくくては長続きしませんが、えん麦のちからに関しては、美味しく食べられてアレンジも豊富なのは魅力ですね。
気になる価格ですが、30袋の定期コースでは、初回は2,980円(税込・送料無料)、2回目以降は4,500円(税込)です。1袋(通常1日分)あたり、初回なら100円、2回目以降でも150円ですので、リーズナブルといってよいと思います。定期コースには、写真でもご紹介したシェーカーや、レシピ集も付属しています。
しかも、定期コースなのにいつでも解約可能(次回分の発送前だったら、その分からキャンセル)。さらに、初回分に限り、体に合わないなどの問題があったら、全額返金保証つき!太っ腹ですねぇ~
ダイエットの効果が目に見えて現れるのはある程度時間がかかるかもしれませんが、便通改善に関してはきっと早い段階で効果を感じることができるでしょう。いずれにしても、間違いなく体によいものですし、穀物ですので副作用もありません。便秘に悩んでいる方や、あわよくばついでにダイエットできたらいいなと考えている方は一度試してみではいかがでしょうか?
健康的なダイエットをしたい人専用!「えん麦のちから」