基本的にダイエットは汗と忍耐を要します。しかし、たとえ特別な運動をしなくても、あるいは日々の食事で細かいカロリー計算をしなくても、ちょっとした心がけで体重を落とすことは可能です。以下の10の方法を参考に、無理のないダイエットを実践してみてください。
食事の前に水をコップ一杯飲む
食前に水を飲むことで、ある程度空腹を抑えることができるので、食べ過ぎないですみます。また、食前に限らず水を飲むことで血流がよくなり、代謝がアップする効果もあります。
毎回の食事にちょっとした変化をつける
例えば、キューピーマヨネーズの代わりに、キューピー和風醤油ごま入ドレッシングを使うと、大さじ約1杯(15g)当たり54kcalカットすることができます(ノンオイルドレッシングは、糖質から
作られる乳化剤やその他化学物質が加えられていることがあるので必ずしもおすすめできません)。また、ドライフルーツの代わりに生のフルーツを食べるのも有効です。ちりも積もれば山となります。
おやつにビターチョコレートを食べる
甘いものが欲しくなったときは、クッキーよりも、”カカオ○%”のようなビターチョコレートを一切れ食べることをおすすめします。最初のうちは物足りなく感じるかもしれませんが、慣れてくると、こんな美味しいものを食べてカロリーカットできることに喜びを感じるようになります。
食べる量をコントロールする
もし体重を落としたいと思うなら、食べ過ぎないように毎食の食事の量をしっかり管理することが非常に重要です。お菓子を買う前にカロリー欄をチェックする、小さめの皿を使う、食べ残したものはすぐしまう習慣をつける、などが有効です。
多く歩く
運動する時間がなかなかとれないという方でも、日中に動く量を少し増やすことで、より多くのカロリーを消費することができます。例えば、休憩中に社内を散歩する、エスカレーターの代わりに階段を使う、車で買い物に行ったときにわざとちょっと遠い場所に車を泊める、などは簡単に実践できると思います。
カロリーがある飲み物ものを飲まない
「食べ物には気をつけているのに体重が減らない」という人がいます。そのような人は、ほぼ毎日甘い炭酸飲料やジュースを飲んでいる、あるいは夕食時はビールやワインをがぶ飲みしている、ということはないでしょうか?飲み物は基本的に水やお茶などのカロリーゼロ飲料にするのが間違いありません。
長時間の空腹を避ける
適度且つ短時間の空腹感は、成長ホルモンの分泌や集中力のアップなどメリットがありますが、あまりに長時間空腹でいると、体内の炭水化物が消費し尽くされ、筋肉が分解されてエネルギーに変わり始めます。また、甘いものを食べたくて食べたくてたまらないような欲求を遮断し続けることは、精神衛生上よくない上に、ダイエットを続けられない原因にもつながります。血糖値が急激に上がると空腹になりやすいので、血糖値が上がりにくい、全粒粉の穀物や野菜を日頃から多く摂るように心がけましょう。
高たんぱく、高食物繊維のおやつを食べる
おやつが欲しくなったときに何を食べるかによって、ダイエットの成果は大きく変わってきます。ポテトチップやクラッカーなどの高カロリーのスナックは避け、ナッツ、バナナ、ノンフライの野菜チップなど、たんぱく質と食物繊維を同時に摂ることができる低カロリーのおやつを選びましょう。
夕食の時間は早めに、量は少なめに
夕食は一日の食事の中で一番カロリーを多く摂りがちですが、夕食で摂取するカロリーは一日に摂取する総カロリーの1/4以下にするのが望ましいです。また、最低でも寝る2~3時間前に食べ終えるように心がけてください。夜遅くに食べ過ぎると、消化と睡眠に悪影響が出て、健康的な一日のサイクルが崩れることになります。
よく眠る
睡眠が不足すると、人は気付かぬうちに食べる量が増えます。また、トレーニングをする時にも十分な力を発揮できません。なるべく毎日7~9時間の睡眠時間を確保するのが、ダイエットを成功させる比較的簡単且つ効率的な方法です。