健康的な食習慣とはどんなものか誰しも分かっているはず。しかし本当に実践しているでしょうか?実践していないとしたらそれはなぜですか?辛いダイエットをしなくても、日々の食習慣のちょっとしたことを改善するだけで体重は減っていくもの。一つ一つはどれも難しいものではありません。ダイエットしようと思っている方は改めて確認してみてください。
1. 食事は3食とる
1日2食の場合、空腹の時間が長くなります。すると体は自分を守るために栄養をため込もうとするのです。朝食はしっかり食べて、夕食は軽めにとることも大切な事です。夜は600kcal位の食事にして、1日の合計が1800kcal程度のメニューにするのが望ましいです。
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2. 腹八分目にする
「1日の合計が1800カロリー」とは言っても、実際は毎回の食事できっちりカロリーを計算するのはなかなか難しいもの。そこで、簡単に摂取カロリーを抑える方法として「腹八分目にする」ことをオススメします。個人差はありますが、1日で摂取する平均カロリーを十分目と考え、そこから二割削るとだいたい、それが腹八分目になると言われています。尚、「腹八分目」はダイエットに効果的なだけでなく、研究ではマウスが約1.6倍も長生きした、また人間については血圧、血糖値、コレステロール値などの生活習慣病に関する数値が軒並み減少したという結果が出ています。
3. ゆっくりよく噛む
満腹感を感じるのは胃ではなく脳にある満腹中枢で、食べたものが吸収された後少し経ってから満腹感を感じるようにできています。早食いをすると、満腹感を覚えるのはずいぶん後になってしまうため、その間はたくさん食べてしまう事になります。食べ過ぎを防ぐためには、なるべくゆっくりとよく噛んで食べることが大事です。また、かさを増やすために生野菜を食べたり、肉は骨付きにしたりして、あえて時間がかかるようなメニューにするのもよい方法です。また、食べる順番は、野菜⇒おかず⇒ごはんにするとごはんの食べ過ぎ防止にもなります。
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4. ながら食いをしない
テレビや新聞を見ながら食事をすると、知らないうちに食べすぎていた、という事になりがちです。食事とは「目で楽しみ」「においで食欲がわき」「舌で味わう」ものです。少しの時間テレビを消して、味や会話を楽しみながら食事をしてみてはいかがでしょうか
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5. 料理はあっさり薄味にする
外食は塩分や油分が多く、知らないうちにカロリーを摂りすぎることがあります。なるべく自炊をして、味付けは油・塩分控えめのさっぱり味にするよう心がけましょう。味付けやソースにレモンや酢、スパイスなどを活用すると味にパンチが出て、物足りないと感じることもありません。同時に、肥満の人は高カロリーのものや甘いものが好きで、それらを食べるのが習慣化している事が多いです。菓子類はもちろん、バラ肉、ベーコン・ソーセージ、油脂、そして果物も控えめにしましょう。
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