- 投稿者:ゴリ子
- 性別:女性
- 年齢:28
頭痛のほとんどはストレスが原因
頭痛には、大きく分けて「緊張型頭痛」「偏頭痛」「群発頭痛」の三種類があります。場合によっては、これらが混合して症状が現れることもあります。
これらの頭痛の中で最も多いのは緊張型頭痛で、頭痛持ちで悩んでいる人のほとんどは緊張性頭痛持ちだと言われています。この頭痛はストレスから来ることが多く、原因の背景には個人的且つ社会的な問題があるため、根っこが深く非常に厄介です。また、頭部(頭皮)の神経痛も合併していることもあります。
自分の頭痛を知ることが大切
私自身、ひどい頭痛に長い間苦しんできました。倒れそうなくらいの頭痛と吐き気とめまいで救急車に運ばれたこともあります。病院にも何度も通い、内科や脳神経外科などいろいろな医者に診てもらいましたが、困ったことに、言われることが毎回違いました。ある病院では緊張型頭痛と診断され、ある病院では偏頭痛と診断される、といった具合です。
良さそうだと思う病院を探しては診てもらう一方で、自分でもいろいろな本を読み、頭痛について調べるようになりました。調べれば調べるほど、私の場合、緊張型頭痛・偏頭痛・群発頭痛の3つを同時に発症しているのでは?思うようになり、その後出会った、今も診てもらっているお医者さんにようやくそのように診断され、安定した治療ができるようになりました。
お医者さんに正しく診断されないのは困ったことですが、お医者さんは数分の話で判断するので、複雑な問題に気づくことができないのもやむをえない面があります。とは言え、例えば緊張型頭痛と偏頭痛では治療法が全く異なるため、誤診はとても危険です。ですので、まずは自分が自分の頭痛をよく知ることが何より大事です。症状についても細かく記録して、お医者さんに明快に説明して正しく理解してもらい、治療を進めていきましょう。
自分の頭痛を理解するために~5つのポイント
自分の頭痛を理解するために、頭痛の記録をしっかりとりましょう。ポイントは以下の5つです。
- 「どのくらいの痛みか」
- 「何時から何時まで続くか」
- 「痛みの種類」
例えば、偏頭痛はズキンズキンという激しい痛みが特徴です。ズキンズキンと痛い、どくどくと脈打つように痛い、などと記録します - 「痛む場所」
痛み始めた場所がトリガーになってる場合が多いので、これも大事な情報です - 「何をしたら痛みが和らぎ、何をしたら痛みがひどくなったか」
頭痛の種類を判断する材料になります。例えば偏頭痛の場合、温めるとひどくなりますが、緊張型頭痛は温めると和らぎます
頭痛を和らげる方法例
このように、頭痛は正しく診察してもらって治療することが大事ですが、それでも残念ながらなかなかすぐに良くなるものではありません。
そこで役に立つのが、『頭痛女子バイブル』という本です。この本では、病院や医師や薬だけに頼ることなく頭痛を和らげるということをコンセプトに、さまざまな方法が紹介されています。
例えば、ラベンダーやローズマリーなど鎮静作用のある香りを楽しむ、ということです。ラベンダーのバスソルトやオイルは安価で販売されており、私も愛用しています。また、緊張型頭痛には頭皮マッサージが効果的です。お風呂で暖まりながら、また髪を洗うときマッサージするようにするだけでずいぶん症状が和らぎます。是非試してみてください。
その他にも、この本には、頭痛についての知識や、頭痛をコントロールするための食事や日々の過ごし方など、日常生活に簡単に取り入れることができるさまざまなアドバイスが、解りやすく読みやすく書かれています。頭痛持ちの方は一読の価値がある良書です。