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めまい・動悸の簡単対処法

めまいや動悸は、倒れこんでしまうほどの症状がでないかぎり、落ち着くまで安静にしているか、薬を飲んで回復を待つという対応をすることが多いと思います。ここでは、ただ安静にしているだけではなく、薬にもたよらず、ちょいワザでめまい・動悸の症状を撃退する方法をご紹介します。

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グルグルめまいの対処法


まっすぐ立っていられなくなるくらいに目が回る「グルグルめまい」が起きたときは、立ったまま、もしくは座ったままの状態で、視線をまっすぐに正面を向き、顔を左右に20回程度、ゆっくりふってください。グルグルめまいが起きた時以外でも、気づいた時で良いので、この体操を習慣にすることにより、脳がめまいの原因でもある内耳の不調を補う働きをし、平衡感覚が整ってくるようになるので、グルグルめまいが起きにくくなります。

フワフワめまいの対処法


地に足がつかないような感じがする「フワフワめまい」が起きたときは、両耳の内側のくぼみに両手の親指をあて、残りの指を両耳の外側にあて、つまみます。そのまま真横に軽く引いて、20秒程度耳を引っぱたままの状態にします。両耳を真横に引くことにより、頭蓋骨の中心がゆるみ、自律神経が整います。フワフワめまいは、自律神経の乱れに影響されて起こってしまうので、この体操をすることにより、自律神経が整い、頭がシャキッとリセットすることができます。

ドキドキ動悸の対処法


極度の緊張の場や、不安を抱えて考えていているときに「ドキドキ動悸」が起きることがあります。そんなときは、左手の小指の根元を、右手の親指と人差し指ではさみます。はさみ方は、右手の親指は、左手の小指の薬指側にあて、人差し指とではさみます。左小指の根元をはさんだまま、時計回りにグリグリっと1分程度ひねります。左の小指の根元は、経路で心臓につながっているので、ピンポイントで刺激することにより、動悸がやわらぎ、落ち着きを戻すことができます。

動悸を予防するツボ


ここぞという大事な時に、動悸を起こしたくない場合には、胸の中央にあるツボを押します。両側の乳頭からの線がぶつかる胸の中央を、親指で3秒押して、離します。これを3回続けます。胸の中央には、「壇中(だんちゅう)」という、心臓を司るツボがあります。このツボ1点を集中して刺激することにより、心機能が整い、動悸の予防になります。

まとめ

めまいや動悸の症状は、薬を飲んだりじっとしていても回復しますが、回復にはそれなりに時間がかかるかと思います。これらの対処法を試していただき、めまいや動悸のスピード回復&予防を是非体感してください。また、日頃からこれらを習慣にすることによって、めまいや動悸知らずの健康な体になりますよ。

「からだにいいこと」2016年6月号
健康&ダイエットNAVI 管理人 :健康診断で脂肪肝を指摘されたことを機にダイエットを決意。さまざまな文献を読み健康的なダイエットを研究。糖質制限、有酸素運動(ボクシング)、筋トレ等の実践により、1年間で約17kg減、体脂肪11%減のダイエットに成功しました(管理人のダイエット体験談はこちら)。このサイトでは、ダイエットや健康に関するさまざまな有益な情報をご紹介しています。