「昔と比べて食べる量は同じなのに体重が増えてしまう」と感じていませんか?それは、もしかしたら基礎代謝が低下しているせいかもしれません。ここでは、基礎代謝の仕組みと、基礎代謝を上げるために有効な飲み物についてご紹介します。
そもそも基礎代謝とは?
基礎代謝とは、普通に生活するうえで体が消費するカロリー量のことを言います。基礎代謝が大きい人は、何もしていなくてもエネルギーを多く使い、逆に基礎代謝が小さい人はエネルギーをあまり使いません。そのため、同じ物を食べても、基礎代謝が大きい人は太りにくく、小さい人は太りやすいのです。
基礎代謝をあげるために最も効果的と言われているのは筋トレです。基礎代謝のうち、約40%が筋肉で消費されているので、筋肉の量が増えれば基礎代謝も上がるからです。しかし、日々の生活の中で、なかなか運動ができない人も多いのではないでしょうか?そこで、運動せずとも代謝をあげる飲み物をご紹介します。
ホットレモン
レモンに多く含まれるクエン酸が、体内活動を活発化させ、代謝を高めてくれます。また、ホットドリンクにすることによって、体が芯から温まって体温が上昇し、血流が促進されるので、代謝が上がります。代謝活動だけでなく、腸内活動も促進されます。レモンの他に、同じくクエン酸を含むライムやゆずにも同様の効果があります。
炭酸水
炭酸水とはつまり二酸化炭素の水溶液のこと。二酸化炭素を血液に取り込むことによって、酸素が不足します。そうすると、体は多くの酸素を取り込もうとするため、胃や腸などの消化器官の血行がよくなり、代謝を上げる効果があります。また、炭酸水を食前に飲めば、食べ過ぎ予防にもつながるので、その意味でもダイエットにはおすすめです。ただし、ダイエット時に飲む炭酸水には、甘くなく、ミネラルが豊富なものを選びましょう。
水素水
最近メディアで話題の水素水は、細胞中のミトコンドリアを活性化させます。ミトコンドリアは脂肪を燃やす働きを持っている器官で、水素水を飲むことにより、ミトコンドリアの代謝酵素が増え、代謝が上がります。また水素水は数回に分けて飲むよりも、一度に大量に摂取する方がより効果的です。週に1,2日、1度に300ミリリットルの水素水を2回飲む日を作ると代謝が上がりやすくなるそうです。
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コーヒー
一般的に眠くなりにくい成分として知られるカフェインは、代謝を上げる効果も持っています。コーヒー一杯を飲んでから3時間後には3~5パーセント基礎代謝が上昇すると言われています。例えば、朝食時にコーヒーを飲んだ後、ジョギングなどの有酸素運動を行うと、脂肪燃焼効果が高められるので、ダイエット時には効率的なカフェインの摂取方法と言えるでしょう。ただし、カフェイン中毒を引き起こす場合もあるため、飲みすぎにはご注意。
これらのドリンクで基礎代謝を上げ、痩せやすいカラダ作りを目指しましょう!