- 投稿者:デコポン
- 性別:男性
- 年齢:30
- 身長:170
- 期間:10ヶ月
- 体重:61kg → 53kg
- 体脂肪率:20% → 13%
今から約1年前くらいから体重の増加が気になり始め、ダイエットをしようと思いました。そこで、ただ食事に気をつけるだけでなく、筋肉を増やすことを重視しました。筋肉が増えれば代謝が上がって、普通に生活していてもカロリーがどんどん燃えてくれる痩せやすい体、言ってみれば「燃費の悪い」カラダになるからです。とは言え筋トレをするには、ある程度しっかり食べないとエネルギーが出ません。そこでいろいろ考え、「糖質オフダイエット」を選びました。
糖質オフダイエットとは
糖質(炭水化物)は体にとって重要な栄養素なのですが、摂り過ぎると、不要分は脂肪として蓄積されます。このダイエット法は、糖質を控えるダイエット方法なのですが、まったく摂取しないのではなく、あくまで「抑える」というものです。糖質は抑えすぎると運動エネルギーを奪ってしまい筋トレの実行が難しくなりますし、脳に栄養が行き届かなくなってしまうので注意しなくてはいけません。
一般の人が一日に必要な糖質は260gらしいので、私は、その半分の「130g」を目安の摂取量として定め、日々の食事にあてはめました。糖質(炭水化物)というのは私たちが普段主食として摂取する米、小麦粉、糖類(調味料も含む)、素材そのものの糖分(果物や根菜の糖質)等の事です。今までダイエットと言うとカロリーベースの考えかたや、低脂質に重きを置いたものが多かったですが、糖質オフダイエットはそれらとは少し違い、同じカロリーでもそのカロリーの内容(特に糖質)に注意をして摂取していきます。私自身「意外だな」と感じたのは、いままでヘルシーと思っていたものがそうでもない、ということです。例えば、きんぴらごぼう、煮魚などの和食や、果実は糖質が多いのです。特に、野菜の煮物より鶏の唐揚げのほうが糖質が少なくてダイエットに向いているというのは以外でした。
糖質オフダイエットの苦労
ただし、苦労もありました。いわゆる「主食」である炭水化物を控えることになるので、慣れるまではかなり不足感を感じました。しかし、その代わりにたんぱく質や食物繊維、つまり、肉や魚、乳製品、豆類、野菜は結構な量を食べることが出来るので、それを朗報と自分に言い聞かせて頑張りました。「食べてはいけない」「食べる量を減らさなくてはいけない」というのは精神的に辛いものですが、糖質オフダイエットでは代わりに満足感を得られるものがあるので気持ちが楽になり、必要以上に自分を追い込まずにすみます。どんなダイエットも何かしらを我慢することになりますが、そういった「代わりの満足感」があるのはダイエットを継続する上で大事なポイントだと思いました。
糖質オフダイエットのその後
ダイエットは結果的に10ヶ月で8キロ減という結果が出ました。糖質ダイエットに筋トレを加えたことで、感触的には1.5倍くらいの効果があるようなお得感を感じながら続ける事が出来ました。今では低糖質の食生活にもすっかり慣れ、特に「ダイエット!」と気負わず、ごく自然に糖質オフダイエットと筋トレを続けています。一頃よりは糖質は摂っていると思いますが、筋肉が増えたおかげかリバウンドもありません。今では腹筋をバキバキにしてやろうと意気込んでいます。糖質オフダイエットと筋トレの組み合わせはかなりお勧めできます。
管理人からのコメント
管理人も「糖質オフと筋トレ並行」のダイエットを強く強くおすすめします。ダイエットというとランニングなどの有酸素運動ばかりがクローズアップされがちですが、有酸素運動と筋トレ、どちらか一つだけを選んで人に勧めろと言われたら、管理人は断然筋トレを選びます(もちろんできるなら筋トレも有酸素運動も両方するほうが望ましいです)。筋肉は、何もしなくてもカロリーを消費してくれる、ダイエットの強い味方です。「筋トレなんかしたらムキムキになる」と思っている女性もいるかもしれませんが、そんな簡単にムキムキになったらボディビルダーは苦労しません。むしろ、筋肉はあえて増やす努力をしない限り、歳とともにどんどん落ちていきます。もしムキムキになった覚えがあるという方は、それは、体脂肪量が変わらずに筋肉が増えたたからです。その脂肪を落とすためには、糖質オフが有効です。
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