- 投稿者:ちっちゃいおっちゃん
- 性別:男性
- 年齢:50
- 身長:160
- 期間:1年間
- 体重:80kg → 70g
- 体脂肪率:?% → ?%
生活習慣病のデパート
私は50歳の男性会社員です。お酒が好きな上に仕事の付き合いも多く、週に3日は飲み会という生活でした。当然体に良いわけがなく、身長が160cmしかないのに体重は80kgもあるという、まさにチビデブ状態の典型的なメタボリックシンドローム患者でした。
昨年の会社の定期健康診断では、いつものようにメタボでひっかかり、さらに高血圧で高血糖と生活習慣病のデパートという結果でした。当然のように再検査に行くと、医者から「このままだと脳溢血や糖尿病になって早く死ぬよ」と言われました。医者からはまずは体重を減らしなさいと言われたので、ダイエットすることにしました。
計るだけダイエットに挑戦
そこで、いろいろとあるダイエット方法の中でどれがいいか調べていたのですが、どれもズボラな私には続きそうもないダイエット法ばかり。そんな中でインターネットで見つけたのが「計るだけダイエット」でした。これは簡単に言うと、1日に朝晩2回体重を計って折れ線グラフに付けるだけ、というとてもシンプルで楽な方法でした。
体重が増えた時には、その日の言い訳欄に「飲み会で食いすぎ」などと書くことになっています。グラフをつけるだけで本当に体重が減るのだろうかと半信半疑で始めたのですが、2週間で約1kg減り、俄然やる気が出てきました。
なぜ計るだけで痩せるのか?
しかし、なぜ体重をグラフに付けるだけで体重をコントロールできるのでしょうか?私がやってみて思ったのは、毎日2回体重を計って、しかもグラフにつけていると、今現在の自分の体重を把握できるようになるのはもちろんですが、それだけでなく目標としている体重の数字も脳に刻まれるようになるということです。
ですから、食事の時に特にカロリー計算などしていないのですが、腹いっぱい食べることはなくなって、自然にだいたい腹八分で止めるようになるのです。特に無理はしていないので、全然苦しくはありません。かえってグラフが下がるのが励みになって「もう少し減らしておこうか」などと考えるようになりました。この自然な脳の動きが大切なのだと思います。
また体重が増えた時も、1~2日のうちなら戻すことができます。しかし4~5日もたつとこれは困難になるでしょう。そのことを実感できるようになるのも、自分で食事の量をコントロールできるようになるもう一つの理由だと思います。
リバウンドしない
そしてこのダイエット方法の一番の利点は、リバウンドがないということです。なぜなら、リバウンドする前に食事をコントロールするクセがついているからです。
このダイエットを1年間続けた結果、私の体重は約80kgから70kgと10kgの減量に成功しました。まだ太めではありますが、今年の健康診断では再検査はなく、とても健康的な生活をしています。これからも計るだけダイエットは続けていくつもりです。