残念なことですが、胸が垂れること女性にとって避けられない悩みです。出産、授乳、加齢…これらの要素はいずれもバストの皮膚の下にあるコラーゲン減少の原因につながります。また胸のたるみには遺伝も関係すると言われています(お母さんを恨んでください!)
とは言え、その他にも日常生活のちょっと習慣によって、胸の垂れが悪化することがあります。また、カリフォルニア大学ロサンゼルス校の研究では、胸の繊維は体の他の部分よりも2~3年早く老化すると報告されています。以下のことに気をつけて、少しでも胸が垂れるのを食い止めてください!
急激なダイエット
ダイエットの後のリバウンドを経験したことがある人は多いと思います。2~3kgの範囲内であればどうということはありませんか、10kg以上のダイエットとリバウンドを何度も繰り返すとなるとこれは問題です。「体重が増加・減少する度に、胸の繊維はゆるくなります。靴下を履く度にゴムが緩くなるのと似ています」(ASAPS美容整形クリニック・胸部外科医・ミシェル・エドワード医学博士)
喫煙
喫煙が体によくないことは今更言うまでもありませんが、バストにも悪影響があるとは意外に思う方もいるかもしれません。「喫煙量の多少にかかわらず、喫煙は肌にダメージを与え、老化を進行させます。これは、喫煙によって肌の表面への血液の供給が減少するからです」(エドワード氏)
日焼け対策をしない
「日焼け止めクリームを塗らずに肌を紫外線にさらすと、シワなどの肌トラブルを引き起こすことは良く知られていますが、胸の場合は垂れる原因になります。これは皮膚を支える役割を果たすコラーゲンが緩んでしまうからです」(エドワード氏)。水着の場合はもちろん、胸元が広い服を着る場合もご用心ください。
合わないブラジャーをつける
日中身につける普通のブラであれ、ジムで着るスポーツブラであれ、フィットしないブラをつけることは胸が垂れる大きな原因になります。「胸が揺れれば揺れるほど、胸の皮膚とコラーゲンはダメージを受けます」(エドワード氏)。試着のできる下着屋さんで、自分が正しい形のブラをつけているかどうか確認してみてください。
高負荷のトレーニング
現時点では科学的根拠は十分ではないのですが、複数の専門家によれば、走る、または類似のトレーニングで胸の揺れが繰り返されると、胸部のコラーゲンが分解されるとのこと。しかし、走ることを止めようと思う前に、こちらの記事を読んでもう少しその詳細をご確認ください。何より、体を鍛えることは、その他さまざまな意味で体の若さを保つのに大いに役立ちます。