飽食の世の中ですが、その一方で現代人の栄養不足は深刻になっています。カロリーは十分に摂れているのに、ビタミンやミネラルなどの栄養素は不足しがちです。こうした環境の中で若返りを目指すためには、サプリメントをうまく味方につけたいもの。ここでは、アンチエイジングに効果的なサプリの選び方についてご紹介します。
若返るためのサプリメントの効果的な摂り方
正しく摂れば、サプリメントは若返りに絶大な効果を発揮します。とは言っても、たくさんのサプリメントがあるので、いったい何をどのように飲んだらよいか迷ってしまうという人も多いでしょう。あるいは、分かっているようでも、サプリメントの飲み方を間違えている人が多いのも事実。
若返るためのサプリメントの効果的な摂り方としては、以下が基本的な方針になります。
- 「マルチビタミン&ミネラル」でベースを作る
- 抗酸化作用のあるサプリを摂る
- 自分に必要と思われるものを加える
以下でそれぞれの方針について詳しくご紹介します。
1. 「マルチビタミン&ミネラル」でベースを作る
例えば、「女性ホルモンを増やしたい」「肌の潤いを取り戻したい」と思って、いきなりそのための単品サプリを飲んでも、なかなか効果は表れません。まずは全体的に栄養状態を改善してから、他のサプリメントや栄養補助食品を摂る、というのがサプリメントの摂り方としては一般的です。
ほとんどの現代人は圧倒的に野菜不足。そのために不足するのがビタミンとミネラルです。サプリメントには「マルチビタミン」「マルチミネラル」のように、ビタミンだけ、またはミネラルだけ、というものもありますが、人間は通常ビタミンかミネラルのどちらかだけ不足するということはありません。そこで「マルチビタミン&ミネラル」のようにビタミンとミネラルがセットになっているものを選ぶのが、手軽で経済的です。
オススメは、ネイチャーメイド「マルチビタミン&ミネラル」。非常によく売れていてどこでも手に入る上に、多くの人が使っている割にバッシングが少なく、価格も他のメーカーに比べて割安です。
2. 抗酸化作用のあるサプリを摂る
ベースができたら、いよいよ若返るためのサプリの補給です。そもそも「体の老化」は「活性酸素」の仕業。そこで、活性酸素に抵抗する「抗酸化作用」のあるものを体内に取り入れることが、即ち若返りに直結します。
抗酸化作用のある栄養素としては、ビタミンE、C、Aなどがありますが、これらはマルチビタミンでカバー可能。その他に強力な抗酸化作用がある栄養素には、「コエンザイムQ10」「ローヤルゼリー」「水素」などが挙げられますが、中でも特に注目したいのは水素。その抗酸化力は他の栄養素と比べて桁違いです。
【関連記事】水素水って本当に効果あるの?~水素水が優れている理由
その水素サプリの中でもオススメは、水素研究の世界的権威、太田成男教授が開発した「水の素」。1袋60カプセル入りで約13,000円とはっきり言って高いのですが、この比較実験での圧倒的な水素濃度を見ると、その威力を信じないわけにはいきません。
【関連記事】水素水の比較結果(週刊文春掲載)~詐欺業者にご用心!
「安物買いの銭失い」になるよりは、高くても信頼できる商品を選ぶのがよいのではないでしょうか?1日1カプセル飲むのであれば1日当たり217円。決して手が出ない金額ではありません。
3. 自分に必要と思われるものを加える
人それぞれ、持病や生活習慣などによって、その他に必要な栄養素があります。例えば、女性の方の中には「貧血」「冷え症」といった悩みを抱えている方も多いでしょう。「貧血」が続くと疲れた印象になり、老けて見えてしまいがち。「冷え症」は代謝を下げて痩せにくい体質の原因になります。どちらも、悩みを解消することで見た目の若さにもつながります。
貧血の症状がある人に必要な栄養素としては、「フェム鉄」と「葉酸」が挙げられます。貧血で最も多いのは「鉄欠乏症性貧血」。その名の通り、鉄分の不足が原因で起こる貧血です。また、葉酸は赤血球を作る大切な成分ですので、葉酸を摂ることによっても貧血は改善します。
オススメはディアナチュラの「鉄・葉酸」。鉄と葉酸がセットになっているという利便性と、1回1粒で粒も小さく飲みやすいのが魅力です。添加物も一切ありません。
また、冷え症の症状がある人にとって必要な栄養素は「ビタミンE」です。ビタミンEは、体の末端の血管を拡張し、血流を促進する働きをします。また、ホルモン分泌を調節する働きもあるため、自律神経の乱れも改善してくれます。その結果、筋肉で作られた熱が手足の先まで送り届けられるというわけです。
オススメはDHCの「60日天然ビタミンE [大豆] 60粒」。1粒当たりのビタミンE含有量301.5mgは、主要他社製品の中で一番(ディアナチュラが140mg、ネイチャーメイドが268mg)。それでいて実勢価格も600~700円とお手頃。もちろん服用量は1日1粒でOKです。